加須・羽生・久喜の内科・泌尿器科「おおき内科泌尿器科クリニック」

泌尿器科

泌尿器科UROLOGY

症状により診察前に尿検査をお願いしていますので、排尿できる状態でご来院ください。
必要であれば、採血や超音波検査などおこないますが、特殊な場合を除いて下着の脱衣は不要です。
泌尿器科で診る症状
泌尿器科について

頻尿(トイレが近い)

頻尿(トイレが近い)
通常よりも尿が近い、回数が多い症状のことです。
一般的に起床から就寝までの排尿の回数は3~7回が正常とされており、8回以上排尿する場合を頻尿といいます。
ただし排尿回数には個人差があるため、8回以下であったとしても排尿回数が多いと感じる場合には頻尿といえます。
頻尿が起こる原因は、前立腺肥大症による残尿の増加、膀胱の蓄尿不良、膀胱の神経障害などさまざまです。
膀胱が刺激されている場合は、膀胱結石や膀胱腫瘍、尿道炎や膀胱炎の可能性があります。
また排尿に障害が起こっている場合は、前立腺炎や前立腺肥大症、前立腺がんであることも考えられます。
前立腺は膀胱の下にあるため、異常が起こると尿道を圧迫し、排尿を妨げる原因となります。
さらに頻尿は脳や脊髄の病気で起こっている場合もありますので総合的な精査が大切と思われます。

夜間頻尿(寝ている時にトイレで起きてしまう)

夜間頻尿(寝ている時にトイレで起きてしまう)
夜間に排尿のために起きてしまう症状のことです。
通常は1回未満とされるため、2回以上起きてしまうと夜間頻尿となります。
夜間頻尿で考えられる病気は頻尿の場合と同じく、腎臓の蓄尿障害や前立腺肥大症などが挙げられます。
他にも心不全や腎機能障害により夜間の尿量が増加し夜間頻尿となることがあります。

排尿障害(尿が出づらい)

排尿障害(尿が出づらい)
排尿障害は、尿を溜められない蓄尿障害と、尿を上手く出せない排出障害に分類することができます。
蓄尿障害では尿失禁や頻尿といった症状が、排出障害では残尿感や尿が出づらいといった症状が見られます。
排尿障害は日常生活に大きな影響を与えるため、的確な診断と加療が大切と思われます。

血尿(尿に血が混じる)

血尿(尿に血が混じる)
尿の中に血液が混ざっている状態のことをいいます。
血尿には、目で見て確認できる肉眼的血尿と、目では見えないものの尿検査で血液の混入が分かる顕微鏡的血尿の二種類があります。
血尿が起こる原因は、尿を作る腎臓で血が混ざる場合と、尿を排出するまでに尿管や尿道、膀胱などで血が混じる場合が考えられます。
腎炎や尿管結石、尿路悪性腫瘍、前立腺がんの疑いがあるため、速やかに精査、加療が大切と思われます。

排尿時の痛み

排尿時の痛み
排尿時に痛みを感じる場合、膀胱、尿道に原因がある場合が多く、尿路結石、病原体による炎症疾患、悪性腫瘍の可能性があるため的確な判断と治療が大切と思われます。

尿もれ

尿もれ
尿もれには、お腹に力が入ると漏れてしまう腹圧性尿失禁と、尿意に耐えられず漏れてしまう切迫性尿失禁、多量の尿が膀胱に貯留することによる溢流性尿失禁があります。
腹圧性尿失禁の原因のほとんどは出産や加齢による骨盤底筋(尿道を支える筋肉)のゆるみで、内服加療やトレーニング、手術などで改善することができます。
切迫性尿失禁は、膀胱が過敏となる過活動膀胱や前立腺肥大症が原因です。
的確な診断を行い、病態に適した内服加療を行うことにより改善が見込まれます。

蛋白尿

蛋白尿
腎臓より尿に蛋白が漏れているために起こります。
1日0.5g以上漏れている場合には、一般的に治療が必要になることが多いです。
腎臓の蛋白が漏れる原因としては、腎炎や糖尿病、膠原病、血液疾患など様々な原因がございます。

腎機能障害

腎機能障害
腎臓は、尿の産生、体液調整、血液調整、体内環境・血圧・赤血球数の調整、ビタミンDの活性化といった働きを担っています。
そのため腎機能が低下すると、むくみや尿量の低下、貧血、痒みといった症状が現れます。
腎機能障害が進行すると影響が全身に及ぶため、早期の治療が大切と思われます。

子どものおねしょ

子どものおねしょ
お子様のおねしょのお悩みについて診察を行っております。
長期のおねしょだけでなく、学校の宿泊行事等での単発的なおねしょもお薬で調整することが可能です。
お気軽にご相談ください。

子どものおちんちんの悩み

子どものおちんちんの悩み
お子様のおちんちんのお悩みもご相談に応じます。
お母様が「これでいいの?」「こういう場合はどうしたらいい?」など疑問に思うこともお気軽にご相談ください。

男性更年期

男性更年期
男性の更年期障害は、血液中の男性ホルモン(テストステロン)が低下することによって起こります。
基本的な症状は、ほてりやめまい、動悸に発汗、頭痛、頻尿などです。
当院ではやる気がない、疲れやすい、性欲がなくなったなどの症状について診察と治療を行っています。
また性欲低下・勃起力低下によるED(性機能障害)のお悩みについても取り組んでおりますので、お気軽にご相談ください。

性感染症

性感染症
性行為感染症(性病関連)検査について
性行為でうつる病気のことを性病、性行為感染症といいます。
「自覚症状がないから自分は大丈夫」と思っている方が多いのですが、必ずしも自覚症状が出るとは限りません。
ご自身の安全とともに恋人やパートナー、そして家族の安全のために必要な検査です。
性行為感染症患者数は近年増加傾向にあります。是非、積極的に検査を受けていただきたいと思います。

※女性の性感染症検査に関しては、婦人科での受診をおススメしております。

症状がある場合は保険診療となります。
匿名希望・保険証が場合場合は自費となります。
淋病、クラミジア感染症(非淋菌性尿道炎)、梅毒、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、カンジダなどの検査と治療を行います。

※プライバシーを厳守します
  • クラミジア尿道炎

    一番頻度の高い性病、性行為感染症です。男性も女性も、自覚症状がないことが多く、知らないうちにかかっていることもあります。
    男性では精子の通り道に好んで感染し、無精子症の原因にもなります。
    女性の場合も卵子の通り道を閉塞させて、不妊症の原因にもなります。喉にクラミジアが感染していることも多くあります。
    「薬を飲めば大丈夫」「自覚症状がなくなったから大丈夫」と中途半端に治療を自己中断する人がいますが、大事な人にうつしてしまって後にトラブルになることがありますので、しっかり治すことが大切です。
  • 淋菌性尿道炎(淋病)

    痛みや膿など、自覚症状が強く出ることが多いので、すぐに来院される方がほとんどですが、まれにしばらく放置しているような方もいて、かなり重症になります。
    早めの受診をお勧めします。
    クラミジア同様、喉に淋菌が感染することもあります。なかなか治らない咽頭炎で心当たりがある方は、検査をお勧めしています。
  • 尖圭コンジローマ

    陰部にできるイボです。トゲトゲ型、カリフラワー型、ベルベット型、ほくろ型など、形態はいろいろですが、うつりやすく増えやすい特徴を持っています。
    当院では液体窒素による凍結療法、もしくは軟膏による治療を行っています。
  • 梅毒

    最近、急激に増加しています。かつては死に至る病として恐れられていましたが、現在ではしっかりと最後まで治療をすれば完全に治癒する病気です。
    最初に性器にえぐれたような傷ができることが多いのですが、意外と痛くないことが特徴です。
    しばらくすると傷は消えてしまうことが多く、治ったと勘違いして病気が進行してしまうこともあります。
    血液検査にて診断して内服薬で治療をしますが、完全に治すためには比較的長期に内服を続けなければなりません。油断なく最後まで治療することが大切です。
  • 肝炎ウイルス感染症

    B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルスによる感染症です。
    一般的な男女の性交渉によって感染する可能性があります。
    肝臓に慢性的な炎症を引き起こす病気ですが、自覚症状がないのが通例です。
    したがって、検査をしてみなければ感染しているかどうかは分かりません。心当たりのある方は検査を受けられることをお勧めします。
  • HIV感染症(エイズ)

    ヒト免疫不全ウイルスによる感染症です。
    一般的な男女の性交渉によって感染する可能性があります。
    風邪のような症状の急性期を過ぎると自覚症状がなくなりますので、検査をしてみなければ感染しているかどうかは分かりません。
    心当たりのある方は検査を受けられることをお勧めします。
  • 性器ヘルペス

    ウイルスの一種である単純ヘルペスウイルスが感染することで、性器に潰瘍を形成し、痛みが持続します。
    主に単純ヘルペスウイルスを保有している状態での性行動において、口と性器との接触や、性器の表面、感染した皮膚、体液が触れ合うことによって感染します。

料金表
-自費診療での値段-


自費での診察には下記検査代の他に初診料1500円がかかります。すべて税込みです。
梅毒(RPR・TP抗体)
3,000円
HIV(1,2抗原・抗体測定定性)
5,000円
淋菌・クラミジア(PCR)
5,000円
C型肝炎
3,000円
B型肝炎(HBs抗原)
3,000円